投資科ドクター オルソ100% の生き方カルテ

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【ジュニアNISAで教育資金作り】子供を医者にするにはどのくらい学費がかかるのか?

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こんにちは。整形外科医オルソ100%です。

・皆さんは子供の教育資金をちゃんと貯めていますか? 

・どれくらい教育資金が必要かわかっていますか?

 

今回は、子供の教育資金について、考えてみました。

私の周りでは子供も医者に育てたいという家庭が多いのが実情です。

私は子供に将来どのような職についてほしいのか希望はなく、基本的に子供のなりたいものを応援したいと考えています。

そんな時に「お金が出せないから諦めて」と言いたくないので、教育資金作りを考えています。

最大級にかかるであろう私立大学医学部の学費を想定してどのくらい教育資金を用意すればいいのか?どのように準備するのか?考えてみました。

子供の教育資金をどうしようかなあと悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。 

 

 

子供の教育資金はどれくらいかかる?

子供が産まれて、頭を悩ませることの一つに「教育資金」の問題があるのではないでしょうか?

必要な教育資金には以下のようなものがあります。

1.習い事の費用

2.学費

3.夢や希望を叶える費用

 

 1.習い事の費用

まず家計を圧迫するのは習い事費用です。

子供に期待すればするほど、様々なものに手を出したくなってきます。

代表的な習い事としては、

1.公文式・学研・英会話教室などの勉強系

2.ピアノ・バイオリン・ダンス・バレエなどの音楽系

3.水泳・体操教室・サッカースクールなどの運動系

4.プログラミング・造形教室などのモノづくり系

5.将棋・書道・日本舞踊などの伝統系

 

様々なものがあり、できることなら沢山やらせたいと思ってしまいます。

でも時間とお金にキリがあり、ある程度絞らなければいけません。

子どもの習い事の費用は、世帯の手取り月収の5%以内が目安と言われており、いくら習い事にかけられるのかをよく考える必要があります。

例:年収500万円世帯だと習い事費用の目安は月21,000円となります。

子供が増えると一人あたりにかけられる額はもっと減るね。

2.学費

 それでは、幼稚園から大学卒業までにかかるトータルの教育費は合計でいくらになるのでしょうか。

おおよそですが

幼稚園から大学まで(公立)・・・約1000万円

幼稚園から大学まで(私立)・・・約3000万円

幼稚園から大学医学部まで(私立)・・・約5000万円

 

幼稚園から大学まですべて国公立に入学したとしても1,000万円以上の資金が必要になります。

私立に通わせる場合はそこから約2~3倍の費用がかかります。

そして大学6年間通学しなければならない私立大学医学部の場合は大学学費だけで約3000万円かかると言われています。

一人暮らしの住居費など仕送り費用が余分にかかると思うと目が回りますね。

私立大学医学部おそるべし!

3.夢や希望を叶える費用

 幼稚園から大学までにかかる費用のほか、子供が海外に目を向け、留学をしたいと言った場合にもできればサポートしたいものです。

留学先にもよりますが年間200万円から400万円かかると言われています。

 

教育費はどう準備する?

このように子供の望む通りにサポートしようとするととんでもない金額が必要になることが分かりました。

ではどのように教育費を準備すればいいのでしょうか。

 

原則は「お金を稼ぐ」・「支出を減らす」・「投資で増やす」です。

以下の記事で資産形成に必要なこもう少し詳しく述べていますのでご参照ください。

ortho100p.com

 

将来を見据えて、どこまで援助できるのか目安の金額をある程度定めて資産形成をしていかなければなりません。

 

ジュニアNISAで教育資金を準備

私は教育資金はジュニアNISAの積み立てで準備しています。

つみたてNISAを楽天証券ですでに始めていたので、子供たちの銀行口座と証券口座を楽天銀行・楽天証券で開設しました。

ジュニアNISAとは?

ジュニアNISAとは、未成年の子のための「少額投資非課税制度」です。

ジュニアNISA口座で投資すると、そこで得た利益や、配当金・分配金にかかる税金が5年間0%(非課税)になります。

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楽天証券サイトより

5年間の非課税期間が終了した時点で保有している上場株式等を継続して非課税対象としたい場合には、翌年設定される非課税投資枠へロールオーバー(移管)ができます。

ジュニアNISAは一人当たり年間80万円の投資上限額が設けられており、対象は国内株式と投資信託となっています。

ジュニアNISA口座の投資可能期間は、2023年で終了します。

ジュニアNISAの税制改正後の注意点

これまでは18歳までの途中解約に対してジュニアNISA口座で受け取った過去の利益に対してさかのぼって全て課税されることになっていました。

令和2年度税制改正により、2024年1月1日以降は全部解約した際の利益に対してさかのぼって課税されることはなくなりました。

さらに18歳までの払出制限も撤廃されました。例えば中学や高校進学時などに引き出して教育資金に充てることも可能になりました。

(ただしジュニアNISAの口座を解約して全額を払い出す形になります。)

払い出し制限が撤廃されて利用しやすくなったかな。

そんなわけで我が家では子供の大学の学費を想定してジュニアNISAをコツコツ積み立てることにしました。 

我が家のジュニアNISA投資金額

2019年から児童手当をベースに子供2人分の積み立てをジュニアNISA口座で積み立てています。

2019年・・・月10,000円×2人分積み立て (eMAXIS Slim 全世界株式)

2020年・・・月10,000円×2人分積み立て

2021年・・・月66,666円×2人分積み立て

 

制度改正を受け、2021年から投資金額を増やしました。

投資先は投資信託で、投資銘柄はeMAXIS Slim 全世界株式とS&P500です。

例によって毎月同じ日に定額積み立てるだけのほったらかし投資です。

現金預金より効率よく貯まっています。

 

また実績については今後公開していきたいと思います。

 

まとめ:教育費はとにかく沢山かかる!資産形成が大事!

 子供が夢をかなえるためにできるだけ資金援助はしてあげたいものです。

今回は最大級にかかるであろう私立大学医学部の学費を想定して調べてみました。

その結果、大学6年間だけで平均3000万円かかることが分かりました。

自分のため、家族のため計画的に資産形成を考えていく必要がありそうです。

ジュニアNISAは2023年末で廃止になりますが、目的や運用期間を考え、非課税投資枠として選択してみてもいいのではないでしょうか。

家族の幸せのため、教育費のため資産形成をしていきましょう!

 

投資信託について初心者にわかりやすく書かれていて私も参考にしました。

1.一番やさしい!一番くわしい! はじめての「投資信託」入門

 

「ほったらかし投資」はこの本から学びました。 

2.全面改訂 ほったらかし投資術 インデックス運用実践ガイド (朝日新書) 

(※投資には資産が減るリスクもあります。あくまで投資は自己責任でお願いいたします。)

 

 

ご覧いただきありがとうございました。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

 

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