こんにちは。整形外科医オルソ100% (@ortho100p)です。
私は投資素人のまま父に勧められ、2018年から資産運用をしている平凡な医師です。
病院で勤務医として働きながら「FINER」を目標にしています。
以下でFINERについて説明しています。
今回は私のオススメする医師のための資産形成の始め方について述べます。
もちろん医師以外の人にもオススメです。
資産形成や投資を始めたことのない方向けに私が始めた体験をもとに3つのステップを順を追って説明していきたいと思います。
1.証券口座開設
まずは投資をするためには証券口座というものを開設する必要があります。
銀行に行って口座を開き、勧められるがままに投資銘柄を選ぶのは絶対にダメです。
医師は簡単にカモにされます。
口座開設から取引まで、全てネットのみで完結できる「ネット証券」がおススメです。
手数料が安かったり、少額投資に対応していたりと、初心者に使いやすくなっています。
自分でネット証券で開設し、自分で投資銘柄を選びましょう。
忙しくてそんな勉強する時間がないよ。
そんな方のために私が勧めるようにやってみてください。あなたから手数料をいただいたり、私が得になることは一つもありませんから。
得体のしれない恐竜もかなり怪しいけど…。
私は楽天証券を選びました。楽天カードを所有しており、楽天銀行口座を持っていたからということもありますが、ポイント投資やクレジットカード決済によるポイント還元などもあり、持っていて問題のない証券口座だと思います。
ネットだけで、窓口に行かずに開設できます。
2.iDeCo開設
証券口座を開設したらiDeCoを開設します。
iDeCo(イデコ)は、自分が拠出した掛金を、自分で運用し、資産を形成する年金制度です。掛金を60歳になるまで拠出し、60歳以降に老齢給付金を受け取ることができます。
所得の多い方は掛け金や税金が高い傾向にあるため、税制優遇制度の恩恵が大きくなります。
投資の掛け金が税金から控除され、資産形成と節税を兼ねることができ、勤務医にとってはまず第1に考えたい制度です。
ネットで書類を取り寄せて、記入した後に職場に提出します。
掛け金は開業医で最大月額6.8万円、勤務医で月額2.3万円が上限となります。
確定申告の際に「小規模企業共済等掛金控除」の欄にiDeCoの掛け金を記入することで全額所得が控除されます。
例えば月額2万3,000円を1年間掛けた場合27万6,000円を所得控除することが可能です。
3.つみたてNISA開設
iDeCoと並んで、おすすめできるのが、つみたてNISAです。
つみたてNISAとは、特に少額からの長期・積立・分散投資を支援するための非課税制度です(2018年1月からスタート)。
「つみたてNISA口座(非課税口座)」内で、毎年一定金額の範囲内で購入したこれらの金融商品から得られる利益が非課税になる、つまり、税金がかからなくなる制度です。
年間投資額上限:40万円
非課税期間:最長20年
投資可能期間:2018年1月から2037年
投資対象商品:投資信託・ETF(上場株式投資信託)
ネットで必要事項を記入して、窓口に行くことなく開設できます。
非課税で投資できるのは最大で800万円(年間40万円×20年間)となります。
つまり定額積み立てるとすると掛け金最大月額3.3万円が上限となります。
iDeCoとつみたてNISAの運用シミュレーション
iDeCoとつみたてNISA合わせて約5.6万円を毎月定額で投資し、年5%の利回りで運用した場合、
20年後には運用総額2301万円、積立金額1344万円に対して、+957万円の運用益となります。
iDeCoとつみたてNISAだけで老後2000万円問題が解決できる可能性があります。
(※あくまでシミュレーションです。)
まとめ: iDeCoとつみたてNISAでまずは充分
iDeCoとつみたてNISA合わせて約5.6万円を毎月定額で投資することができれば充分です。
(収入-支出)を最大化することに日々、心がけ、投資資金5.6万円を確保することが重要です。
おすすめする投資銘柄についてはまた次回お話ししたいと思います。
私のおすすめする投資では急に資産が増えることはありません。コツコツと繰り返し継続していく事が大事です。
おすすめ本
投資信託について初心者にわかりやすく書かれていて私も参考にしました。
1.一番やさしい!一番くわしい! はじめての「投資信託」入門
「ほったらかし投資」はこの本から学びました。
2.全面改訂 ほったらかし投資術 インデックス運用実践ガイド (朝日新書)
※投資はシミュレーション通りにいくとは限りません。まず無理のない額から始め、自己責任でお願いします。
ご覧いただきありがとうございました。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。