こんにちは。投資科医オルソ100% (@ortho100p)です。
私は投資素人のまま父に勧められ、2018年から資産運用をしている30代平凡な医師です。
皆さんはどの程度のリスクを負って投資をしていますか?
リスクというとどうしても株式や債券やレバレッジ商品など投資商品に目が行きがちですが、一番重要なのはどれだけの現金をキープしているかだと思います。
どれくらいのリスクを許容できるかは人それぞれ。
今回は現金をどれくらい残して、どれくらい投資に回すべきかを考えてみました。
投資におけるリスク許容度は人の真似をするのではなく自分で考えなければなりません。
他人は誰も自分の人生・資産形成に責任を取ってくれません。
リスク許容度とは?
「投資している商品が急に暴落した時に耐えうることができる度合い。」
を指します。
当然、いつでも引き出したり使うことができる安定した現金をたくさん持っている人ほどリスク許容度が高いとも言えます。
または毎月安定した高収入が見込める方もリスク許容度が高いと言えます。
生活防衛資金で考える
生活資金の3か月分とか1年分とか、万が一に備えて必要になりそうな現金のみ残しておき、それ以外を投資に回すというものです。
厚切りジェイソンさんは3か月暮らせる生活資金を確保しておき、あとはすべて全米株式インデックスファンド(VTI)に投資しているそうです。
現金比率で考える
現金資産:運用資産
または全資産に占める現金の割合を指します。
有名なのは現金比率=年齢(%)という式です。
25歳なら25%、40歳なら40%、65歳なら65%という具合です。
計算が細かくなるので、20代なら20%, 30代なら30%、60代なら60%でもよいかもしれません。
私の考える最適なリスク許容度
ズバリ現金比率50%です。
堅実です。
総資産1000万円なら500万円を現金に、残りの500万円を投資に回します。
これをカウチポテトポートフォリオといいます。
「カウチソファーで横になりながら、マッタリとポテトチップスを食べているように余裕を持てる」というのが由来です。
なぜおすすめするかというと
1.管理がシンプル
2.精神的に余裕を持てる
1.管理がシンプル
現金(無リスク資産)と投資資金(リスク資産)が半々なので、余計なことを考えずに
給料から生活資金を差し引いた余剰金のうち半分を貯金に、半分を投資に回していけばいいのです。
年に1回くらいポートフォリオを見直しても現金の方が多くなっていれば同額となるように投資に回し、株式の方が多くなっていれば同額となるように貯金を増やせばよく、管理がシンプルでわかりやすいです。
2.精神的に余裕を持てる
投資の下落のショックを半分に緩和できます。
例えば1000万円のうち500万円を現金、500万円を投資資金とします。
株価が50%暴落した場合、投資資金が250万円になったとしても500万円の現金があるのでtotalで資産750万円(-250万円)となります。
もし、1000万円のうち200万円を現金、800万円を投資資金とすると、
同様の暴落で投資資金が400万円、totalで資産600万円(-400万円)となります。
まとめ:リスク許容度は自分で決める。
私がカウチポテトポートフォリオ(現金比率50%)にしている理由は独身時代からの貯金があり、初期から投資に回せる額を確保できていたからです。
正直もっと投資に回してもいいかなと思うこともありますが、精神的に余裕を持てて心地よいです。
あまり投資の事ばかり考えて精神をすり減らしてはいけないと考えています。
これを読んでくださっているサラリーマン医師の方は貯金に回せる額があり、毎月の給与収入も比較的安定しているため、まず資産の半分の50%を投資金額にするように、どんどん投資に回していくのが良いと思われます。
やはり資産形成のコツはできるだけ早く、できるだけ多く投資に回すことだと思います。
若いうちに投資を始める方で、現金比率50%では投資に回す額が少ないという方は、もう少しリスクを取って現金比率=年齢%の公式でもよいでしょう。
各々のリスク許容度をよく考えて、投資に回す金額を考えましょう。
どのように資産形成をすすめていくかの記事です。
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ご覧いただきありがとうございました。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。